2006年11月 4日 (土)

パンとご飯

給食の様子を見ていて「パンとご飯のどちらが好みなのだろう」「魚よりも肉の方が好きなのだろうか」という疑問がわいてきました。そこでアンケートをとってみました。

 女子の4割以上がパン好党でした。逆に男子の8割近くがご飯党でした。女の子はパンなのですね。全体の3分の1はパン党でした。生徒の約3割は朝食がパンということだったので「現代の中学生はパン好きにも関わらず、朝食はご飯で我慢している」といえるかと思います。たぶん両親(特に母親)がまだまだご飯好きのためでしょう。近い将来、パンとご飯の好きな割合が逆転する可能性もあります(中学生が親になる頃)

パン食派とご飯食派の言い分を聞いてみました。

     パン派・・・楽だから。食べやすい。早い。すぐに食べられる。家にパンが多い。朝はパンしか食べないから。ご飯が嫌い。

     ご飯派・・・うまいから。腹にたまる。日本人だから。農家だから。出されるから。母がお弁当を作るから。

以上のように、パンは味というよりも「早い」「簡単」「楽」といった点で食べられているように感じました。

男女ともに圧倒的に「肉」に軍配があがりました。肉が出る時はお代わりが多いのに、魚になると食べ残しの多いのもうなずけます。その理由を聞いてみました。

     肉派・・・おいしい。ご飯にあう。力がつく。筋肉がつく。魚は細かい骨がある。魚の骨が今のどに刺さっているから。食べたという感じがする。魚はめんどう。魚が食べられない。肉がよく出る。

    魚派・・・刺身がうまい。しつこくない。肉は油っこい。食べやすい。さっぱりしている。日本人だから。

魚が嫌われている原因は「食べにくい」「骨がある」といったように食べるのが大変ということのようです。しかし豚や鶏、牛にも骨はあるのですが・・・。

そんなことを考えていたら魚の骨をやわらかくして、多くの人に食べてもらおうというとりくみがおこなわれているという新聞記事をみつけました。世の中には魚の骨を一度全部とってからまたもとの形に戻して販売している店もあるようですが・・・。

骨を柔らかくした魚
マルハ、ニチレイはあいついで骨を柔らかくした冷凍魚を発売する。ニチレイは、塩水にひたし、減圧処理後に加圧。煮る、焼く、揚げるタイプがある。マルハも同様の商品を発売。一般向けのほか、学校給食用としても需要を期待している。 (日本食糧新聞、株式新聞、読売新聞04年4月2022)

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2006年11月 3日 (金)

給食時間について

 給食の時間に食べ終わらない児童・生徒が目につきます。これは時間が短いためでしょうか、それとも他に原因があるのでしょうか。N県栄養職員がおこなったアンケートをみてみましょう。

学級担任の先生に対する食に関する指導についての調査結果

     調査期間・・・平成16年9月末より1020日の間

     調査方法・・・小学校5年生・中学校2年生の学級担任を対象に調査

     調査人数・・・小学校担任714人、中学校担任619

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小・中学校ともに1519分がもっとも多く、2024分を含めると6割以上となります。しかし1014分しか食べる時間の取れていないクラスが小学校で7.9%、中学校で31.6%となっています。ごくわずかですが、9分以下というクラスもあります(小学校0.1%、中学校0.5)。これは学校の時間割というよりも配ぜん等に時間がかかり、食べる時間が不足しているためだと考えられます。私が過去に勤務した学校は「いただきます」から「ごちそうさまでした」の挨拶まで、ほぼ15分間でした。しかし15分という時間はふだんの食事を考えても短いと思います。

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時間内に食べ終わることができない児童生徒がかなりの割合を占めていることがわかります。残食が多いといわれますが、それは食べたくないからなのか、食べる時間がないからなのか、どちらなのでしょう。

6_4 小学校では「好き嫌いがある」が約半数で最も多く、ついで「食べ方が遅い」となっています。中学校では「食べ方が遅い」が多く、「時間が足りない」が高率でした。

結局もともと食事の「時間が足りない」うえに「好き嫌い」があり「集中して食べない」ためにかなりの数の児童・生徒は時間内(通常15分間)に食べ終わらないということでした。しかし、やはり15分は短いですね。

こんな新聞記事をみつけました。

北海道倶知安末の中学校で給食時間制限
北海道新聞05年5月2日付によると、

北海道倶知安町

の東陵中(生徒220名)では専用の食堂で全校生が給食を食べているが、今年度食べる時間を12分に決め、タイマーで管理した。保護者からは、刑務所のようだなどと批判が出たが、校長は、規律が必要で12分あれば十分としている。 (05.05.17)

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